ホワイト業界を見極めるポイントは?
3年後離職率トップ200を公開

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「3年後離職率」トップ200

1.大企業だからと言って、「ホワイト」とは限らない

近年、「ブラック企業」、あるいは「ブラック業界」という言葉が話題になっていいます。昨年もユニクロの過酷な労働実態を糾弾する週刊文春の記事が、東京地裁で名誉毀損には当たらない(=真実性がある)ことを認められ話題となりました。
ユニクロのように誰もが知る有名企業でも、俗に「ブラック」と呼ばれるような過酷な労働を強いているという現状があります。また、中には企業・業界の風土として、長時間労働が常態化している場合も。

どの企業・業界がブラック・ホワイトなのか。見極める1つの手段として「3年後離職率」があります

2.3年後離職率とは?

3年後離職率とは、新入社員が入社後3年の間にどれくらい離職したかを指す指標。厚生労働省の最新調査では新卒入社者のうち3年以内に離職(退職)した人の割合は、2011年卒業生の平均32.4%だったそうです。
これは、新入社員のうち10人に3人が、新入社員として入社した会社を3年以内に離職している計算。つまり、3年後離職率が32%を大幅に下回っている場合は定着率が高く居心地が良い企業、大幅に上回っている場合は何らかの事情で新入社員がよく辞めてしまう企業であると言うことができます。

3.「3年後離職率が低い企業」から見るホワイトな業界

東洋経済が2014年11月に刊行した「就職四季報2016年版」では、個別企業ごとの3年後離職率を掲載。アンケートでデータを収集した企業の中でも、3年後離職率が低い会社を200位までランキングしています。

まず、3年後離職率が0%、つまり入社3年後に誰も辞めていない会社は計114社。特にJTや日産自動車は100名以上の新卒を採用しながら、3年後離職率を0に抑えています。業界で見ると、日本電信(NTT)や小田急電鉄などのインフラ系や、住友ゴム工業、大日精化工業などのBtoB系メーカー業界のランクインが目立ちます

逆に大企業なのにランクインしていない業界で特筆すべきなのは、UFJ・みずほ銀行などいわゆるメガバング。そもそもアンケートへ回答しておらず、3年後離職率の高さが推測できます。その他にも証券会社や広告代理店など、世間での知名度が高く、就活生に人気がある業界でも、ランクインがほとんどないことがわかります

4.「有名企業」「大企業」に踊らされず、データ分析を

就活生の傾向として、知名度が高くいわゆる「大企業」と呼ばれる企業にあこがれる点が挙げられます。
しかし、上で述べたように大企業だから無条件に「ホワイト企業」と呼べるわけではなく、残業が多かったり業界の風土として転職者が多かったりと、離職者が多い企業も多くあります

もちろん自身のキャリアや将来やりたいことをベースに志望企業・業界をきめるのが一番ですが、事前にこのようにデータを調べることは、イメージのミスマッチから起こる退職を減らすためにも大事なステップです。
「ホワイト業界」に固執する必要はありませんが、志望企業・業界をきめる際には、社員の定着率・有休の取得率など、データ面からも分析を行うことをオススメします

 MEMO

ぼくらの就活面接では、平均年収・定着率・労働環境のよさなどのデータを総合的に分析し、ホワイト企業・業界を紹介しています。