既卒と第二新卒の採用が加速?政府が企業に助成金を支給

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新卒が圧倒的に有利とされている、20代前半の就職活動。大学を一旦卒業し「既卒」となってしまった若者は、採用の場において新卒よりも不利な状況におかれてきました。
しかし、近年では新卒採用の代わりに既卒・第二新卒の採用するケースが増加。さらに、2016年には政府が「三年以内既卒者等採用定着奨励金」を設けるとの発表がされ、既卒・第二新卒の就職活動に追い風が吹いています

厚生労働省のホームページによると、制度の概要は「既卒者を雇用した企業に、定着年数に応じて、奨励金を支給する」というものです。
対象となる求職者は既卒と第二新卒で、どちらも卒業後三年以内、年齢にして25歳以下の若者を指します。なかでも、就職経験がない若者を「既卒」、就職したものの数年以内に退職した若者を「第二新卒」と呼ぶことが通例です。
この制度では、既卒・第二新卒が一定期間以上職場に定着した場合、企業は数十万円の助成金を受け取ることが可能。そのため、既卒・第二新卒を積極的に採用する企業の増加が予想されています。

新しい制度の開始は既卒と第二新卒の若者にとって良い知らせといえるでしょう。ただし、社員として採用する以上、活躍してくれる人材を採用したいという企業の意図は変わりません。
既卒と第二新卒で求められるものにわずかな違いがあるとはいえ、20代前半の若者に共通して期待されるのは、今後の成長を感じさせる熱意と意欲。どうしてもこの仕事がしたい、どうしてもこの会社に入りたいという意欲を持ち、採用担当者にアピールすることが重要な評価ポイントになるのです。そのためには、事前にしっかりと自己分析をし、その場しのぎではない、きちんと軸のある考えを面接で述べられるように準備をする必要があります。

従来、既卒者の就活は厳しいと言われていましたが、政府による支援環境も整ってきていることから、若者の就職を妨げるハードルが低くなりつつあります。
正社員としての道を諦めずに頑張ってほしいと思います。