就活の後ろ倒しの結末は?メリット・デメリットを2016年卒アンケートから分析

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就活の後ろ倒しの結末は?メリット・デメリットを2016年卒アンケートから分析

9月28日、経団連は就活のスケジュールを来年から再度見直す可能性があると発表しました。
就活の開始時期は、学生の勉強時間を確保すべきという政府の要請を受け、2015年より4月から8月に後ろ倒しに。しかし、かえって勉強の時間が取れない、就活をするのが難しくなったといった指摘が相次ぎ、今回の発表をしたものと思われます。

1就活生が感じたメリットとは?

批判が多い就活の後ろ倒し。株式会社ディスコが2016年卒の就活生に対して行ったアンケートによると、スケジュール変更にメリットを感じたという人は、回答者全体の7.6%にとどまりました。メリットを感じた理由としては「インターンシップへ参加できる機会があってよかった」「企業研究に十分な時間が取れた」といった意見が上げられています。採用スケジュールは後ろ倒しになったものの、企業の採用活動自体は3年生の夏から活発化しており、就活にじっくり時間をかけられたことがメリットとして上げられるようです。

一方で、スケジュール変更でデメリットを感じると回答した就活生は、全体の68.6%に上りました。デメリットを感じた理由として上げられたのが「卒論を書く時間が減った」「計画が立てにくくなった」という意見です。勉強の時間を確保するために実施された就活の後ろ倒しですが、実際には、かえって勉強の時間が減り、就活をスムーズに進めづらくなったと感じている就活生が非常に多いことが分かります。

2就活生が取るべき対策は?

今回の就活のスケジュールの後ろ倒しは、メリットはゼロではありませんが、デメリットを感じる就活生の方が多いというのが現状です。
採用を行う企業の視点からもデメリットは大きかったようで、HR総研が行った採用担当者への調査によると、多数の大手企業が、来年度の就活では8月前に面接を始めると回答しました。来年の就活は、経団連がスケジュールを見直さなかった場合でも、多くの企業が3年生の秋から学内企業セミナーやインターンを開始し、早ければ4年生の春にも内定を出すと予想されています。
これから就活を控えている方は、3年生までの間に単位をしっかり取っておく、職種・業界研究を始めておくなど、早いうちから対策を取ることをおすすめします。また、大学が行っている学内セミナーやキャリアセンターも積極的に利用し、余裕をもって就活に挑むと良いでしょう。