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新入社員入社後10日で退職 ヨドバシカメラ人事のブログが話題に

ヨドバシカメラ人事ブログのあるエントリーがネットで大きな反響を呼んでいる
エントリー名は「新入社員が退職した」。内定を目指し日々活動する就活生にとって、気になるタイトルだ。

販売研修を終えたばかりの新入社員Kが、退職したいと採用担当者に伝えてきた。理由を聞くと、アルバイトの延長のような仕事ずっと続けるつもりはなく、自分にも向いていない、と答えたそうだ。しかし、会社を辞めて公務員を目指すという彼は、なぜ公務員なのかという質問に「地域の人たちに貢献したい」と漠然とした答えしか返せない。
そんな彼の姿が、かつて「安定して楽そう」という理由で公務員を目指した採用担当者自身に重なった。
わずかな間とは言え、同じ会社の同僚だったKには幸せになってほしかった。そこで採用担当者は新入社員が好きな対戦ゲームを例に出した。

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ゲームの初心者が、戦って勝てずに「このゲームはつまらない」という。
しかしゲームがつまらないのではなくその初心者がゲームの楽しさを理解する段階まで達していないだけだ。それは会社でも同じこと。学生生活に置き換えると入社後の10年は大学でいう1年に値する。例えば野球部に入ったとして、最初は球拾いやグランド整備など、地味なことばかりだ。それに嫌気がさして別の部活へ行ったとしても、同じように地味でつらい作業を繰り返す。
そうしてつらいことから逃げ続けている限り、本当の楽しさにはたどり着けない。

「短期間で転職を繰り返す人は、これと同じ。楽しさにたどり着く前に職を変えてしまうから、幸せになれない」
「相談を終え退職届を提出して去っていく時の彼は、それまでと違って後ろ向きな逃避ではない、前を向いて一歩踏み出そうとする者の顔をしていた」

これは、今就職活動をしている皆さんにも知っておいてほしい話だ。内定をもらっても入社後すぐに望みの仕事ができるとは限らない。この新入社員のように予想とは違う下積みの連続にうんざりしてしまうこともあるだろう。

しかし、だからこそ、就活において企業選びは大事なのだ。きちんと自己分析をせず、目標も定めないまま入った企業では、最初に訪れる下積み期間を乗り越えることができない。その先にある楽しさややりがいを目標に、つらい時期を糧として成長できるのは、妥協をせずに会社を選んだからこそできることなのだ。
それでもしも落ちてしまったとしても、目標とする姿さえあれば、努力を積み重ね到達することができるはずだ。

目標の姿を定め、企業を選び抜くこと。それが楽しく、やりがいがある仕事をするための最初の一歩といえるだろう。

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