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経団連が採用選考の指針発表、就活解禁の時期・スケジュールは?

 

経団連が採用選考の指針発表、就活解禁の時期・スケジュールは?

13日、経団連は新卒学生の「採用選考に関する指針」を発表しました。これは今年4月に安部晋三首相が就活の後ろ倒しを要請したことを受けた措置で、現在は大学3年生の12月となっている就活解禁の時期を、2016年卒業の新卒採用から、大学3年生の3月まで繰り下げるというものです。

12月に解禁される2015年新卒と、3月に解禁される2016年新卒、それぞれの就活スケジュールは以下の通りです。

2015年新卒の就活スケジュール・2016年新卒の就活スケジュール

  2015年新卒 2016年新卒
 プレエントリー 2013年12月1日~ 2015年3月1日~
 企業説明会 2013年12月中旬~ 2015年3月中旬~
 ES提出(選考応募) 2014年2月~
 筆記試験・面接 2015年8月1日~
 内々定 2014年3月中旬~ 2015年9月~
 内定 2014年10月1日~ 2015年10月1日~

P&G、日テレ・・・2月でエントリーを締め切る企業も

13日に改定された「採用選考に関する指針」では、広報活動(新卒求人の提示、プレエントリーの受付など)の解禁日を3年生の3月1日、採用試験の解禁日を4年生(卒業予定年度)の8月1日と定めています。
ただし、このスケジュールはあくまで経団連が提示する「指針」。採用スケジュールを守らなくてもペナルティはなく、経団連に所属している企業でも、採用スケジュールを守るとは限りません。例えば、経団連に加盟しているヤフー株式会社は、3月以前からプレエントリーを受付。同じく経団連会員の日テレにいたっては、2月でエントリーを締め切っています。

スーツ、卒論・・・新就活スケジュールで注意したいポイント

また、就活の時期が後ろ倒しになることで、選考スケジュール以外にも就職活動の様々な方面に影響を及ぼすことが予想されます

まず、採用試験の時期が冬から夏になることで、志望企業のクールビズ方針に留意する必要も出てくるでしょう。

さらに、就職活動と直接的な繋がりはないものの、就活と「卒業論文」「卒業研究」のスケジュール調整にも注意しなければなりません。特に4年生になってから卒業研究が本格化する理系学生の場合は、早めに対策を検討しておきましょう。

経団連の指針は新卒採用の現場で重要な意味を持つものの、それ自体に拘束力はなく、前述のように、3月の解禁を待たずに広報活動や採用試験を行う企業も多数出てくるでしょう。
なお、採用スケジュールを公開すること自体は、自粛の対象にはなっていないため、指針の時期に関わらず公開されている可能性があります。関心のある企業の採用スケジュールは、少し早めにチェックしておき、万全の態勢で就活のスタートを切れるようにしましょう