
OB・OG訪問をしよう -メリットや流れなどを解説-
OB・OG訪問をするメリット、流れなどについて解説!おすすめのサービスも
OB・OG訪問は、実際に社会に出て働く先輩に、働いている企業の雰囲気や仕事の忙しさなど、企業研究・業界研究を行ううえで、参考になる情報を手に入れられる貴重な機会です。選考に必須ではないものの、実際に働いている人の声を聞くことは意外に少なく、それまで知らなかった情報や、重要な気付きが得られることも少なくありません。
しかし、「連絡を取れるOB・OGに心当たりがない」「わざわざ出向くのが面倒」という人も多いはず。そこで今回は、OB・OG訪問のメリットや流れについて解説します。また、おすすめのOB・OG訪問向け就活サポートサービスについても紹介。本特集を参考に、OB・OG訪問に挑戦してみましょう!
- STEP1OB・OG訪問をするメリット
- STEP2OB・OG訪問の流れ
OB・OG訪問をするメリット
企業や業界の具体的な情報を手に入れられる
OB・OG訪問をすると、実際に働いているからこそわかる情報を、教えてもらうことができます。仕事の忙しさや部署の雰囲気、一日の流れなど、目指す企業・業界の具体的な情報を掴める点が、大きなメリットです。また、具体的な仕事のイメージができることは、入社後のミスマッチ防止にもつながります。給与や有給の取りやすさといった、各企業の人事担当者には聞きにくいことについて聞ける点も、OB・OG訪問のポイント。
志望動機に深みを出すことができる
OB・OG訪問では、「その企業のどこがいいか」「競合他社とどこが違うか」といった、その企業ならではの魅力を聞くことができます。そこで自分が感じたことを上手く志望動機に織り込むと、OB・OG訪問をしていない人と比較して、深い志望動機を書けるはずです。
就活中の実践的な話が聞ける
OB・OG訪問では、面接で聞かれた質問や自己PRの仕方、筆記試験の傾向や勉強法など、幅広く聞くことができます。ただし筆記試験や面接の内容は、OB・OGの人が受けたときから変更されている可能性も高いため、参考程度に留めておきましょう。
選考で有利になる企業・業界も
一部企業では、OB・OG訪問をした人数を、面接やエントリーシートで聞かれることがあります。特に、総合商社や金融業界、一部大企業では、「OB・OG訪問をした人数=志望度の高さ」としている場合があるため、自分が希望している企業・業界はOB・OG訪問を重視しているか、事前にチェックしておきましょう。
OB・OG訪問の流れ
- アポイントメントを取る
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OB・OG訪問をするために、まずは会う約束をしましょう。興味のある業界や、入社したいと考えている企業で働く人に会うのが理想です。連絡先を知っているOB・OGに心当たりがない…という人は、大学のキャリアセンターに問い合わせるのがおすすめ。また、サークルや部活に所属している人は、在学中の先輩に会ってもらえそうな人がいないか聞いてみるのも、1つの方法でしょう。他にも、ゼミの先生に紹介してもらう、就活サポートサービスを利用するなどの方法があります。
OB・OGに連絡をするときは、メールまたは電話で、アポイントメントを取ります。業務中は忙しく、電話に応対できないことが多いため、基本的にはメールで連絡をするのがおすすめ。ただし、急いでアポイントメントを取りたい場合や、メールの返信がない場合は、電話をするのが最も早い連絡手段です。会社の電話へかける場合は、業務時間内に。おすすめの時間帯は、忙しさがひと段落した午後です。また、携帯電話にかける場合は、遅くとも21時前までに連絡しましょう。
OB・OGの連絡先を手に入れる方法
- 大学のキャリアセンターにある連絡先へ直接問い合わせる
- OB・OGと連絡を取れる就活サポートサービスを利用する
- サークルや部活の先輩に紹介してもらう
- ゼミの先生に紹介してもらう
- 企業の人事部に直接問い合わせて紹介してもらう など
≪ おすすめのOB・OG訪問サービス ≫
- 訪問する
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OB・OG訪問をするときは、会社に直接訪ねていくのではなく、どこかで待ち合わせをするのが基本です。待ち合わせ場所は、カフェやファミレス、オフィスの一室などが一般的。多くの場合、時間が限られているため、訪問する前に必ず質問を書き出して、聞き漏らしがないよう準備しておきましょう。また、OB・OGの勤務先についても、事業内容や商品・サービスの名称等を間違えると、失礼にあたるため、事前にしっかりと企業研究をしておくことが大切です。挨拶や服装などマナーに気を付け、遅刻をしないよう、早めに目的地へ着くようにしましょう。
まとめ
OB・OG訪問特集はいかがでしたか?
OB・OG訪問は、多少の手間はあるものの、参考になる情報を得られる重要なステップです。また、事前に希望の業種・職種に関する情報を集めておくことで、企業とのミスマッチを防ぐことにもつながります。本特集を参考に、OB・OG訪問をしてみましょう!