就活の企業の選び方

エントリーするかどうかの基準、企業選びに役立つ就活サービスを解説。

就活で誰もが一度は迷うのが「企業の選び方」。
数ある企業の中から、エントリーするものを選ぶだけでも、どのような基準で絞り込めばよいかと迷っている就活生は少なくないでしょう。

プレエントリー&本エントリーまでは、就活生が企業を選ぶ側です。自分にとって魅力のある企業とはなにか、就活を確実に成功させるためにはどのような動き方をすればよいか。就活で企業を選ぶ際に欠かせない、業界や企業の絞り込み方とチェックポイントをまとめました。

エントリーする企業は大枠で絞り込む

自分の価値観を深堀りする

自分の価値観を深堀りする

企業を選ぶ際、最初に行っておきたいのは、自分が働きたいと思う企業を具体的にイメージすることです
たとえば、「福利厚生がしっかりしている」「有給・育休などの取得率が高い」「やりたいことができる」「安定している」などの項目は、就活生が特に気になるポイントでしょう。
これらを実現できる企業は、どういう特徴を持っているのか、その特徴はどのような情報として表面に出てくるのか、を深く考えていくことで、企業の絞り込みポイントが明確になります

仮に「やりたいことができる」を軸に企業を選ぶ場合を見てみましょう。新入社員でもやりたいことにチャレンジできる企業とは、おそらく「若手の教育に熱心」であったり、「仕事上のチャンスが多い」といった特徴を持つ場合が多いでしょう。
人材が豊富にそろう大企業よりも、少数精鋭の中小企業のほうが、新入社員の即戦力化に熱心で、若手にも重要な仕事を回すケースが多いかもしれません。
また、成長した人材に長く働いてもらうためには、業務内容に見合った評価制度も必要なはずですし、そのような評価制度を維持していくうえでは、ある程度の業績も必要です。
このように考えていくと、「やりたいことができる」企業を見つけるためには、企業の規模、教育制度、評価制度、業績などに着目すると良さそうなことがわかります。

企業の制度面だけではなく、業界や業種についても、同じように、まずは自分の価値観を深掘りし、そこから企業のイメージを膨らませていきましょう
このようにして形作った企業のイメージは、往々にして、実際の企業の姿とは一致しません(イメージが補えない部分は、個々の企業研究でしっかりと調査していく必要があります)。
しかし、価値観を深掘りすることによって、自分の働き方を具体的に想像し、企業を絞り込む際の「軸」を決められるようになります

就職難易度で絞り込む

就職難易度で絞り込む

年収・福利厚生・働きやすさなど、企業を選ぶ際のポイントはいくつもありますが、最終的に1社からも内定をもらえなければ、就活は失敗です。
そのため、企業選びの際には、志望する業界と企業、それぞれの就職難易度(就職しやすさ)も意識しておきましょう。たとえば、同じ金融分野となる銀行、保険、不動産などは、それぞれに業界の就職難易度が異なります。また、同一業界の中でも、企業の規模や社風等によって就活生に人気の高い(就職難易度の高い)企業と、そうでない企業に分かれます。

自分が入りたいと思う業界・企業にエントリーをしても、ライバルが多く内定につながらない可能性が高い場合は、ただ選考に落ちて疲弊してしまうことにもなりかねません
説明会に参加する中で、興味を持った業界・企業が出てきた場合は、その業界の就職難易度と、その業界を牽引するトップ企業の就職難易度などをチェックしてみましょう。たとえ、業界的な難易度は高くても、ライバルの目に留まりにくい就職難易度の低い企業などがある場合は、難易度の高い企業と低い企業にエントリーを分散させるなどして、それぞれの選考の反応を見ることもできます。

自分が志望する業界・企業の就職難易度がよくわからない場合は、大学のキャリアセンターや、就職・転職を専門とする人材紹介会社などで情報を集めると良いでしょう

選考のタイミングで絞り込む

選考のタイミングで絞り込む

一口に就活といっても、企業ごとに選考のタイミングは異なります。大企業のうち「経団連」に加盟していない企業は、4月から5月ごろにかけてが選考本番。「経団連」加盟企業の選考は6月からです(2017年卒、2018年卒の場合)。また、中小企業の多くは、これら大企業の選考が一服する7月から8月に選考をスタートします。

同じ業界・業種でも、企業の規模によって選考にこれだけのタイムラグが生じるため、エントリーする企業を選ぶ際は、それぞれのタイミングにおいて、どの企業の選考を受けるかを絞り込んでおきましょう

ちなみに、ESの内容や、SPI、面接時の受け答えなどは、場数をこなすことによって、どんどんブラッシュアップされていきます。6月選考の企業の中に本命がある場合は、4月・5月に同業他社の選考を経験しておくと、実力を高めた状態で選考に臨むことができます

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まだある!就活で見るべき企業のポイント

個別の企業を選ぶ際には、以下のような項目がチェックポイントとなります。

企業理念
創業者の理念や企業全体の価値観(大切にしていること)。ほとんどの場合は、企業サイトに記載されており、説明会でも触れられることが多い。
反対に、企業理念が社員間で食い違っていたり、OB/OGといった社員の口にまったく話題に上らないようであれば要注意。内部統制の混乱や欠如等も考えられる。
事業内容と仕事内容
消費者向けの商品・サービス(BtoC)がある場合は、具体的な事業や仕事の内容を判断しやすい。
企業向けの商品・サービス(BtoB)を提供している場合、学生視点からでは見えにくい。どのような企業になにを提供しているかや、業界でのポジションなどをチェックする。
仕事内容については、同じ企業でも職種によって異なることが多い。企業サイトに掲載されている先輩社員の紹介記事は参考になる。
社風や働いている人の人物像
評価制度は、短期スパンか長期スパンか。短期の場合は入社後数年で年収に差が出るケースも。長期スパンで評価する企業は20代のうちは横並びのケースも多い。
自己申告制度がある(目標を自分で設定し、達成度合いを自己評価するシステム。希望する職種なども申告できる)
社員の人物には魅力を感じるか。OB/OG訪問の際は、当人や周囲の若手がいきいきしているか。
給与・福利厚生・教育研修制度
初任給よりも年齢ごとの年収をチェックしたほうが、入社後の待遇をイメージしやすい。
面接で給与や福利厚生に関する質問はしないほうが無難。就職四季報や企業採用ページで事前に情報収集を。ただし、教育制度に関する質問はOK(質問する場合も、事前の情報収集は必要になる)。
売上・利益・従業員数・設立年などの基本データ
上場企業であれば企業サイトのIR情報でチェック可能。中小企業も企業サイトでのチェックが基本となる。就職四季報や就活エージェントなど複数の情報源があると安心。比較する場合は、外部との比較(同業他社)に加えて、内部の比較(過去からの推移)もチェックしたい。

まだある!就活で見るべき企業のポイント

これらの情報は、就職四季報、企業サイトの新卒採用ページ、会社説明会やOB/OG訪問、就活ナビサイトや就活エージェント等でチェックできることが多いため、複数のチャネルを利用して情報を収集していくと良いでしょう。

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