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警察官になるには?

警察官になるにはどうすれば良いのか解説。採用試験の内容、合格から本採用に至るまでの道のりを表を交えてわかりやすく紹介します。

警察官になるための2つの方法とは?

警察官になるための方法は、採用試験を実施する組織によって2つに分けることができます。一つは各都道府県警察が実施する警察官採用試験に合格し、都道府県警察もしくは警視庁に勤務する方法。もう一つは国家公務員試験に合格し、国の行政機関である警察庁の警察官として入庁する方法です。同じ警察官という職業ですが、両者の試験内容や採用後のキャリアは大きく異なります。

MEMO:「警視庁」と「警察庁」の違いは?

ニュースや新聞で何気なく目にする「警視庁」と「警察庁」という言葉。この2つの違いをご存知ですか?「警視庁」とは東京都の警察組織のこと。通常であれば大阪府警察や愛知県警察などと同様に「東京都警察」と呼ばれるべきところですが、警察制度が確立する過程で「警視庁」という特別な名前が与えられました。「警察庁」は国が管轄する行政機関で、各都道府県警察を統括する日本の警察の頂点です。警察組織全体の行動規範や警察官の教育制度の策定に加え、各種政策の立案や立法作業なども行います。

  国の警察機構図/都道府県の警察機構図

警察官になるには〜各都道府県採用の場合〜

大多数の警察官がこの採用試験を通して採用され、各都道府県警察が所轄している警察署に配属されます。階級は基本的に「巡査」から始まり、昇任するにはその都度試験を受ける必要があります。

採用試験の概要

各都道府県警察が実施する採用試験では、学歴※1や新卒・既卒の区別なく、年齢制限をクリアすれば誰でも応募することができます。配属によっては一定以上の身体能力が必要になるため、体力テストや身体検査といった受検者の身体能力が問われる試験項目を設けている点が特徴です。また受験者が女性の場合、身体検査や体力テストの採用基準が異なります。例えば、警視庁の身体基準では、身長・体重がおおむね154cm以上・45kg以上となっており、痩せ型の方や小柄な方は注意する必要があります。採用試験の日程・回数・詳細な試験項目は自治体によって異なるため、受験する自治体の受験要綱の確認が不可欠です

※1高校卒業同等程度の学力が必要など、自治体によって条件は多少異なる。

  男性 女性
年齢 昭和60年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人
身長 おおむね160cm以上であること おおむね154cm以上であること
体重 おおむね48kg以上であること おおむね45kg以上であること
視力 裸眼視力が両眼とも0.6以上、又は矯正視力が両眼とも1.0以上であること
色覚 警察官としての職務執行に支障がないこと
聴力 警察官としての職務執行に支障がないこと
疾患 警察官としての職務執行上、支障のある疾患がないこと
その他身体の運動機能 警察官としての職務執行に支障がないこと

(平成26年度警視庁 受験資格・身体要件より)

試験区分

採用試験には新卒・既卒の区別はありませんが、学歴によって試験区分が分けられています。試験区分は各都道府の警察署によって異なるので、事前にチェックが必要です。

試験の内容

採用試験は第一次試験、第二次試験の二段階で行われます。第一次試験は筆記テスト。数的処理や文章理解といった教養問題に加え、作文が出題されます。第一次試験を通過した人が進む第二次試験で実施されるのは体力テストと面接。体力テストの項目は自治体ごとに異なるため一概には言えませんが、例えば警視庁では腕立て伏せ、バーピーテスト、上体起こし、反復横跳びなど基礎的な筋力や体力をテストする項目を課しています。面接で聞かれる内容は、志望動機や自己PRなど基本的なものがほとんど。意表をつくような質問はめったにされず、臨機応変な対応よりも一つ一つの質問に真摯に答える態度が重要となります。

採用の流れ

採用の流れ:各都道府県採用(画像)

※平成25年度警視庁 警察官砧犧陵冀棒警察官倍率 9.1倍

試験対策

第一次試験の教養問題・作文問題は過去問を攻略し傾向を掴むことが合格へのカギ。自治体によってはウェブサイトで過去問を参照できるため自力で勉強するならば利用すると良いでしょう。また警察官向けの講座を用意している予備校や通信講座では、過去問を分析し攻略ポイントや練習問題を加えた教材を用意しています。それらの予備校や通信講座を利用することも有効な勉強法と言えるでしょう。
体力テストの項目は腕立て伏せや上体おこしなど基礎的な筋力体力を問う内容が中心になっているため、普段から勉強の合間にトレーニングを行うなどして、筋力・体力をつけることが重要です
体力テストと同じく第二次試験で実施される面接では、志望動機や自己PRなど基本的な質問への回答が問われます。試験の成績よりも面接をより重要視していると言われているため、面接の対策は入念にするべきです。予想されるスタンダードな質問への回答を練るのはもちろん、新聞やニュースをチェックする習慣をつけ時事を含めてしっかりと回答ができれば、他の受験者と差をつけることができるでしょう。

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豊富な警察官採用講座が魅力の予備校。警視庁コースや道府県コースなど、志望に合わせてカリキュラムを選択することができる。作文・面接・時事問題用に専用授業を用意している。通学コースに加えて、web動画やDVD教材から学ぶ通信コースも完備。 公務員試験に強みを持つ大手予備校。警察官・消防官の過去問を分析した専用の教材や本番を想定した模擬面接で、受講者を合格までサポートする。警視庁砧爐鯡椹悗稿段魅魁璽垢發△蝓D務惺嶌造板命講座を組み合わせて、7つのパターンから受講スタイルを選ぶことができる。
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警察官になるには 〜警察庁採用(キャリア・準キャリア)の場合〜

警察庁の採用には「総合職」と「一般職」の2つのコースがあります。

 総合職

俗にキャリアと称される幹部候補。将来的には警察組織全体の舵取りを担うことが想定されているため、着任時の階級は「巡査」の2つ上の「警部補」から始まり、昇任のための試験が必要ないなど、順調に階級を上るための環境が用意されています。ただし出世の階段から外れた場合、都道府県警察や外郭団体への出向等、厳しい出世競争に直面する点も総合職の大きな特徴です。

 一般職

総合職と同様に昇任のために試験を受ける必要はないものの、出世には限界があり、警察庁幹部にはなることは難しいと言われています

採用試験の概要

警察庁に入庁するためには国家公務員試験と警察庁による面接という2つの大きな関門を乗り越えなければいけません。国家公務員試験は中央官庁へ就職する資格を得るための試験。合格したからといって、すぐに警察庁に入庁できるわけではなく、試験後開催される警察庁の説明会・面接に参加し、選考を勝ち抜く必要があります。国家公務員試験は総合職区分と一般職区分の2つに分けられ、どちらの試験に合格するかによって警察庁に採用された際にいわゆるキャリア・準キャリアという違いが生じます。政策の立案や組織全体の方針を決めることが業務なので、選考の過程で体力テストや身体検査で身体能力を問われることはありません。
警察庁の選考では試験の成績が重視されますが、学歴も重要な要素。平成24年度採用合格では東京大学・京都大学の出身者が約9割を占めています。

試験区分

国家公務員試験は受験する試験の区分(科目)を選ぶことができます。警察庁では総合職と一般職で試験区分が異なります。総合職は法律、経済、行政の3つから、一般職は行政のみの選択となります。

試験の内容

数的処理や文章処理・社会や人文などの知識が問われる教養科目と、専門知識が問われる専門科目が選択形式で出題されます。特に総合職試験の専門科目は法律や行政の政策など専門分野に対する深い知識が問われる難問揃い。平成25年度の試験では第一次試験の段階で8割以上が脱落しています。
一般職の第二次試験は面接のみ。総合職試験の場合、記述解答式専門科目、作文試験、面接が課せられます。
官庁訪問へと進むと、朝から晩まで一日かけて説明会と面接が行われます。説明会での質問内容や面接での受け答えが厳しくチェックされるため最後まで気を引き締めて臨むことが大切です

採用の流れ

採用の流れ:警察庁採用(画像)

試験対策

国家公務員試験は高い学力と豊富な知識が要求されるため独学での対策は困難。国家公務員試験用の講座を設けている予備校へ通い、少なくとも半年間はみっちり勉強をする必要があります。面接についても予備校で対策講座が設けられていることが多いですが、新聞や書籍で時事問題などを日頃からキャッチし、自らの意見を持つことが大切です

試験対策におすすめの新聞・書籍
朝日新聞 産経新聞 東京新聞
朝日新聞(画像) 産経新聞(画像) 東京新聞(画像)
総合的なニュースを取り扱う定番の全国紙。時事問題を扱う天声人語などは高校・大学受験で頻繁に出題されるほど知名度・影響力が高い。全国の時事問題を幅広く知りたい人におすすめ。 独自の視点でニュースを扱う全国紙。年金や介護・医療などの社会保障制度について、はじめて読む人にもわかりやすく解説している。 中日新聞が発行する東京地域に特化した地方新聞。全国紙にはない視点や地域の詳しい情報が充実している。警視庁を目指す人におすすめ。
国家公務員試験・対策講座のある資格予備校
資格の大原 TAC(国家一般職) /  TAC(国家総合職)
資格の大原(画像) TAC(画像)
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