大学院を中退し、就活を成功させる方法

大学院を中退し、就活を成功させる方法

大学院を中退。就活を成功させるには?

大学院を中退し、就活をしようか悩んでいる人へ。
大学院に進学したものの、「研究に興味がなくなった」「研究がハードでついていけない」、「教授や研究室との相性が合わずつらい」等、さまざまな理由で大学院を中退する方は少なくありません。
大学院の中退する際に悩むのが、就活を始めるタイミングや就活の進め方。

そこで今回は、大学院を中退後の就活についてわかりやすく解説します。大学院を中退して、就活の仕方がわからなくて悩んでいる方や、就活を成功させたいと考えている方は、本特集をチェックしてみてください。

大学院を中退し、就活を成功させるポイント

ここでは、大学院を中退して就活を始めるにあたって押さえておきたい、就活を成功させるポイントをご紹介します。

大学院を中退し、就活を成功させるポイント その1
中退したい気持ち・現状/原因と向き合う

大学院を中退し、就活を成功させるには、まずなぜ大学院を中退したいのか、中退後、何をしていきたいのかを明確にし、中退したいと思う気持ちや現状、その背景にあるものを冷静に分析することが重要です。

大学院を中退する理由はさまざまですが、就職活動中の面接で「なぜ大学院を中退し、就活をしているのか」という質問を投げかけられることもあるでしょう。その際に、「研究に興味がなくなった」「教授と相性が合わず、うまくいかなかった」等のネガティブな理由だけを伝えてしまうと、「入社後、同じような状況に陥った場合、簡単に辞めてしまうのではないか」と、企業の採用担当者にネガティブな印象を与えてしまうことも。
中退の原因を深く分析することで、自分の本当にやりたいことや、これから先の仕事に対する姿勢をはっきりさせ、大学院を中退する理由を、ポジティブな要素にフォーカスできるよう、しっかり考え抜きましょう。

大学院を中退し、就活を成功させるポイント その2
5年後、10年後のキャリアプランを描く

大学院を中退し、就活を成功させるポイント

大学院を中退し、就活する場合、中退したことを後悔しないためにも、5年後、10年後のキャリアプランを思い描き、明確にしておくことが重要です。キャリアプランを描く際には、具体的に考えることも大事ですが、単に職種や目標とする地位等を思い浮かべるのではなく、どのような働き方をしているか、どのような自分になっていたいかを、ライフプランも含め、広い視点で考えてみましょう。
また、大学院を中退する際に悩むのが、中退するタイミング。中退のタイミングも、5年後・10年後のキャリアプランを具体的に描くことでおのずと見極められるはずです。例えば、就職を希望する職種に、修士課程の修了が必須の条件となっているものや、将来的に修士課程の資格や知識が必要となる場合もあるかもしれません。もしくは、「現在大学院でおこなっている研究とは、分野が異なる仕事に興味がでてきた」、「研究ではなく、現場で実践経験を積みたいと思った」、という場合もあるでしょう。中退するか否か、中退する場合はそのタイミングを決める際には、一時の感情に任せるのではなく、将来進みたい方向性を明確にし、キャリアプランを立てておくことも大切です。

大学院を中退し、就活を成功させるポイント その3
キャリアセンターや就職支援サービスを活用する

大学院を中退し、就活に取り組む場合、独力だけでは限界があります。
就活する際は、「マイナビ」や「リクナビ」等のナビ型就活サイトに登録するという人がほとんどですが、それだけでなく、大学のキャリアセンター(就職課/就職相談センター)や、就活エージェント等の就職支援サービスを上手く活用するのがおすすめ
特にキャリアセンターや就職支援サービスでは、就活のプロから無料で様々なサポートが受けられます。例えば、就活の悩みや将来のキャリアプラン等を相談できる他、独力ではなかなか見つけることのできない求人の紹介や、ESの添削、面接の練習などの就活対策も利用可能です。

その他にも、先輩や家族、友人からアドバイスをもらう、志望業界の社会人を紹介してもらう等、第三者の客観的な意見を聞くのも良いでしょう。大学院を中退し、就活に取り組む場合、一人で取り組むケースが多いため、様々な手段を活用し、就活の悩みを抱え込まないことが大切だと言えるでしょう。

≪ 大学院を中退し、就職を目指す方におすすめの転職支援サービス ≫

 就職shop
就職shop・画像

リクルートが運営する既卒・第二新卒向けの就職支援サービス。 書類選考なしで面接から選考を受けられる点が特徴で、求人紹介、面接の練習から就職決定まで、専任のアドバイザーから個別サポートを受けることができる。 また、紹介する求人はすべて現地で取材を行なっており、職場の雰囲気や仕事内容の詳細等、通常の求人票ではわからない情報まで把握し、応募可能。 細やかなサポートを受け、就活を成功させたい方におすすめ。

【拠点】東京、横浜、埼玉、千葉、神戸、大阪

大学院を中退し、就活を成功させるポイント その4
事前準備にしっかり取り組む

就活において、何よりも大切なのは事前準備です。
なぜ、大学院を中退しようと思ったのかを起点に、どのような働き方をしたいか、やりたい仕事は何なのか等、5年後・10年後のキャリアプランを考え、自己分析を行いましょう。自己分析をしっかりと行うことで、志望動機や自己PRに説得力が増します
また、希望職種につくために必要な知識や資格を取得するための勉強や、業界分析・企業分析をしっかりと行うのも良いでしょう。

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大学院を中退して就職するには?大学院中退者の就活の進め方

上記のポイントを踏まえ、本チャプターでは大学院中退者の就活の進め方を解説します。
大学院を中退して就活を始める場合は、「新卒」ではなく「既卒」扱い。大学(最終学歴)の卒業後3年以内なら新卒扱いとする企業も一部ありますが、基本的には「既卒」として就活を進めていくことになります。

既卒とは?「第二新卒」との違い

既卒(既卒者)とは、高校、専門学校、大学などの学校を卒業後、一度も就職したことがない人、つまり社会人経験がない人のこと。卒業後およそ1~3年以内が目安となっており、就職浪人、公務員試験に落ちてしまった等、様々な理由で、卒業後に「就職活動」を行います。
「第二新卒」は、既卒とは異なり、一度就職したものの、新卒で入社した会社を1〜3年以内に辞め、転職活動をしている人のこと。社会人経験がある点が既卒との違いと言えるでしょう。

 就活の進め方とポイント

自己分析

「大学院を中退したから就活をしなければ」ではなく、やりたい仕事や将来のキャリアプランも含め、冷静に自己分析をおこなう。自己PRの雛形を作っておくのもおすすめ。ただし、自己PRは使いまわしをしない。雛形をベースに応募企業に合わせて最適化することで、書類選考の突破率が大幅に高まる

業界/企業研究、資格の取得や勉強

業界研究、企業研究をしっかりと行う。業界研究は、『業界地図』や就活サイトを活用する他、「日本経済新聞」や、「Newspicks」等を利用するのもおすすめ。筆記試験や面接での時事問題対策にも繋がる。
企業研究は、説明会に参加する他、企業のコーポレートサイトをよくチェックし、企業理念や、事業内容を理解しておくことが、志望動機の作成段階でも重要となる
また、希望する職種に必要な資格の取得や、知識の習得を目指し、勉強をするのも良いだろう。

求人への応募

上記の事前準備を進めつつ、求人への応募を行う。
求人を探す際には、自分の希望や将来のプランももちろん大切だが、家族・友人・先輩等の厳しい意見・率直な意見を聞くことも役に立つ。大学のキャリアセンターや就活エージェント等、就活のプロのサポートも上手く活用したい。積極的に第三者の意見や見解を取り入れ、視野を広げることも就活を成功させるためのポイントの一つ
求人への応募に必要な自己PR・志望動機を第三者に添削してもらうのも良いだろう。また、面接の練習もしっかりと行おう。

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大学院中退からの就活は就職支援サービスを活用しよう

大学院を中退し、就活をする場合は原則「既卒」扱いになり、新卒よりも限られた枠で就活を進めることとなります。また既卒者は、独力で集められる求人数にも限界があるため、就職支援サービス、なかでも「就活エージェント」を利用するのがおすすめです。
新卒者向けの就活サイトや、転職サイトを利用し、求人情報を集めることもできなくはありませんが、就活サイトは「新卒限定」の求人が主となっており、転職サイトでは「社会人経験、業務経験を求める求人」が多くなっているため、大学院中退者は、既卒専門の就活エージェントを活用すると良いでしょう

 就活エージェントとは

学生と企業を仲介する民間の就活サポート。原則無料で利用できる。キャリアアドバイザーが学生一人一人と面談し、長所や適性を見極めたうえで企業の求人を紹介。エントリーシートの添削や面接対策などのサポートも受けられる。入社後のキャリアビジョンまでを視野に入れてアドバイスを行うケースも多い。
就活エージェントによって得意分野、サポート内容が異なる。また、エージェントの担当者との相性もあるので、効率化を図るのなら複数のエージェントに登録するのもおすすめ。

≪ 大学院中退者・既卒者におすすめの就活エージェント ≫

 いい就職ドットコム
いい就職.com・画像 一人一人に専任の就職アドバイザーがつき、履歴書添削から模擬面接、業界研究からスキルアップの支援まで、幅広く既卒専門の就職サポートを受けることができる。
一般の就活サイトでは公開されていない「非公開求人」の個別紹介や、応募のサポート、既卒向けの就職ガイダンス等もあり、全面的に就活をバックアップしてくれる点が魅力。
〈主な拠点〉 東京、名古屋、大阪、沖縄
 ハタラクティブ
ハタラクティブ・画像 20代の既卒・フリーターの就活に特化した既卒就活エージェント。就活未経験者にも1から就活のノウハウを教えてくれるキャリアカウンセリングが魅力で、就活に役立つビジネスマナーや企業ごとの面接対策、万一落ちた場合も面接後のフィードバックを行うなど手厚いサポートを提供。利用者の書類通過率は約9割、内定率は80.4%と高い点も評価できる。
〈拠点〉 東京(立川・渋谷)

Columnプログラミングスクールを活用し、エンジニアとして就職する

「絶対に正社員になりたい」、「技術を身につけ、将来も安定した収入を得たい」という人におすすめなのは、プログラミングスクールを利用し、プログラミングスキルを身につけ、エンジニアとして就職する方法です。
エンジニアは、理系出身者だけの職種ではありません。現在のエンジニア業界では、文系出身で活躍する方も増え、未経験からエンジニアへの就職を保証するサービスも。文系でも保証付きでエンジニアになれる方法をご紹介します。

Web Camp Pro
Web Camp Pro(ウェブキャンププロ)

【所在地】東京都渋谷区神南1丁目19番11号パークウェースクエア24階

【料金】400,000円+税
(6カ月プログラム:学習期間3カ月+3カ月の転職サポート付き)
※月額30,000円+税から分割払い可能。

【スクール利用】11:00~22:00(土日祝日も営業)
教室を自由に利用可能、通い放題となっている。
講師が常駐。

【Web Camp Proの特徴】就職保証付きの3か月短期集中プログラミングスクール。
3か月の実践カリキュラム+3か月のキャリアサポートを組み合わせた制度となっており、万一学習終了から3カ月でエンジニアになれなかった場合は受講料を返還してくれる。また、「年収400万円以上に値する技術力を保有してスクールを卒業する」と明記されており、エンジニアになったら本当に安定した収入が得られるのかと不安に思う人にもおすすめ。

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まとめ

大学院を中退し、就活を成功させるポイント

大学院を中退し、就活を成功させる方法を解説した今回の特集はいかがでしたか?
大学院を中退した場合にネックとなるのが、情報収集と既卒OKの求人探しです。これらの作業を全て独力で取り組むのは難しいため、、大学のキャリアセンターや、就職支援サービスをうまく活用すると良いでしょう。
また、大学院を中退の原因・理由をしっかりと分析し、進みたい方向性を明確にすることができれば、大学院の中退が就職の際に特別不利になることはありません
本特集を参考に、しっかりと自己分析・事前準備をおこない、大学院中退後の就活を成功させましょう!

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