ホワイト企業を探そう

おすすめのホワイト業界&ホワイト企業リスト

劣悪な労働環境を強いられる「ブラック企業」――。 「ホワイト企業」とは、その反対語として生まれた"社員が安心して長く働ける環境を整えている会社"を指します。
この特集では、ホワイト企業の特徴や、ホワイト企業の見つけ方、また業界別の注目のホワイト企業をご紹介。本特集を参考に、あなたにぴったりのホワイト企業を見つけてください。

ホワイト企業とは?

ホワイト企業とは、「社員を大切にしている会社」を表します。 法律に則った労働時間や残業代の支給はもちろん、会社独自の手厚い福利厚生や充実した研修・教育制度が整っている点が特徴です。
また、女性にとっては、産前産後休暇や育児休暇が取得しやすく、復帰後に時短勤務となってもやりがいを持って仕事ができるという点も、「ホワイト企業かどうか」の重要なポイントでしょう。

ただし、「ホワイト企業かどうか」は、選ぶ側の価値観や考え方にも大きく左右されます。一般的に「ブラック企業」と呼ばれる企業であっても仕事を楽しんでいる人はたくさんいますし、反対に、「ホワイト企業」と呼ばれる企業で、ルーチンワークや人間関係に疲れてしまう人もいます。
ホワイト企業への就職を希望する場合であっても、就活の基本は変わりません。企業研究や業界研究をしっかりと行い、自分のやりたいことや目指すキャリアと一致しているかどうかを見極めながら、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。

ホワイト企業の特徴

平均年収が高く、安定している
ホワイト企業は給与が高く、将来的にも安定している。一般的には大企業に多いが、世間的に知名度が低くても業界内では有名な企業や、世界トップのシェアを誇る企業も数多く存在する。そのような企業は「隠れホワイト企業」と呼ばれる。
離職率が低い(勤続年数が男女ともに長い)
ホワイト企業は新卒3年以内の離職率が低く、定着率が高い(目安は定着率90%以上)。勤続年数に関しては長さに注目すると同時に、男女の勤続年数の差をチェック。男性の勤続年数は長いが女性の勤続年数が短い場合は、その企業の女性の働きやすさは低いと考えられる。
福利厚生が充実している
福利厚生とは、雇用主が労働者やその家族の健康と生活の充実のために支給する給与以外の報酬。健康保険、厚生年金など法律で実施を定められている「法定福利」と、住宅補助や社員食堂、社員旅行など企業が独自に実施している「法定外福利」がある。ホワイト企業では、法定福利はもちろんのこと、祝い金や社員優待など、会社独自の法定外福利が充実している。
法律の準拠した労働時間
ホワイト企業は労働時間が短い。「終電までには必ず帰ることができる」「残業が月に45時間以内である」などが目安。健康的な生活を送り、プライベートを充実させることができるかがポイント。
残業代が支給される
ホワイト企業では、残業した場合、きちんと残業代が支給される。当然の権利だが、「ブラック企業」では残業時間をカウントせず、残業代を支払わないことが問題となっている。
休日・休暇がしっかり取得できる
ホワイト企業では、週休2日のほか、産前産後休暇、育児休暇、有給休暇、介護休暇など法律で定められている休暇が取得できる。年間休日が120日以上あることや、有給取得率の高さが目安。女性にとっては育児休暇や産前産後休暇の取得率も重要なポイントになる。その他、会社独自のリフレッシュ休暇や休暇手当て、慶弔休暇を付与するホワイト企業も増えている。
研修・教育制度が整っている
ホワイト企業では、新卒の研修や教育制度はもちろん、働き始めてからもスキルアップ制度や資格支援制度が整っている。

ブラック企業とは?

ブラック企業とは、過重労働・違法労働により、労働者を精神的・肉体的に酷使する会社です。具体的には、度を超えた長時間労働やサービス残業、無理なノルマ、パワハラやセクハラなどが挙げられます。ブラック企業の労働者が過労死したり、自殺するといったケースが増加し、近年問題となっています。

ブラック企業かどうかを見極めるには、離職率や実働労働時間、残業の有無などを確かめることが大切です
しかし、ブラック企業の多くは、自社に不利になる高い離職率や残業時間を公表していない場合もあります。
入社後に後悔しないためにも、ブラック企業の疑いがある会社については、早めに「OBやOGから直接話を聞く」「友人同士で情報交換をする」などして、その企業の社風や実際の業務内容、働き方などをチェックしましょう。

ブラック企業の特徴
長時間労働で、低賃金
サービス残業
日常的な休日返上が多く、長期休暇もとれない
離職率が高く、勤続年数が低い
恐怖感や不安感をあおる指導を行う
パワーハラスメント、セクシャルハラスメントが横行

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ホワイト企業の見つけ方

四季報や公式サイトの企業情報から見つける

四季報や公式サイトでは「平均年収」「福利厚生」「社員の定着率(新卒離職率&平均勤続年数)」「有給取得率」を確認すると良いでしょう。まだ志望する業界や企業を絞っていない段階でも、四季報ではこの4つを軸に、業界・職種を問わず「ホワイト企業」を探すことができます。
すでに気になる業界や企業を絞っている場合は、「その業界・企業がホワイトかどうか」を同じく4つの軸でチェックしてみましょう

福利厚生の内容
「法定福利」(雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・介護保険など)は必ずチェック。
「法定外福利」(社宅、住宅手当、育児支援、社員食堂、社員優待など)の充実度も確かめよう。
実労働時間&残業時間
実際に働く時間や月の残業時間をチェック。
採用サイトの社員の1日のスケジュールや、説明会の際にOB・OGに質問して把握しよう。
離職率&平均勤続年数
新卒3年以内の離職率や平均勤続年数をチェック。男女の差にも注目すること。
有給休暇取得率
有給休暇の取得率をチェック。女性は育児休暇や時短勤務を利用している社員がいるかも確認を。
女性管理職の割合
女性は、女性管理職の割合を調べることで、女性の働きやすさ、キャリアアップの可能性を見極めることができる。

OB・OGから見つける

すでに社会に出て働いている先輩たちは、自分の会社はもちろん、友人の会社についても「ブラックか」「ホワイトか」という情報を持っています。「大企業だけどブラックだった」「ブラックといわれる業界だが、ホワイトだった」など、実際に働いてみないと分からない企業の裏側を聞くことができるでしょう。

OB・OG訪問する相手が見つかる

 ビズリーチ・キャンパス オススメ!
ビズリーチ・キャンパス・画像 大学の卒業生であるOB・OGと直接話をすることができるコミュニケーションサービス。現在は早稲田大学、東京工業大学などをはじめ全国36大学の学生にサービスを提供。OB・OG訪問をしたいけれどつてがない…という人は、このサービスで社会人の先輩を探して本音を聞いてみてはいかがでしょう。
36大学の一例: 早大 慶大 阪大 東大 京大 東工大 一橋大 名大 名工大 九大 九工大 理科大 青学大 大阪市大 大阪府大 関学大  他

大学の就職センターから見つける

大学の就職センターは、膨大な就職情報や企業情報を所持しています。過去の就職実績から「隠れホワイト企業」の情報を持っている可能性もあるでしょう。また、企業にとっては公表したくないような情報なども、就職センターであればそのことを学生に伏せる心配はほぼありません。

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業界別・注目のホワイト企業

平均年収 定着率の高さ 労働環境のよさ(年間休日や福利厚生) 休暇取得率 を総合的に判断して、おすすめのホワイト企業をご紹介します。

「ホワイト企業に就職したい」ならおすすめはメーカー

ホワイト企業が多いとされる業種は、土日が休みになるメーカーです
とくに化学メーカー、輸送用機器メーカー、石油・石炭製品メーカー、ガラス製品メーカーは、定着率・有給取得率とも高くなっています。

ノンメーカーでは、「電気・ガス」と「情報・通信」がおすすめ

ノンメーカーの中では、「電気・ガス」は離職率が低く、有給取得率の高い企業が多く揃っています。Uターン就職者にも人気のある業界です。また、「情報・通信」も、比較的定着率や有給取得率の高い企業が多く、ホワイト業界と呼べるでしょう。 ノンメーカーの中でも「小売」「金融(特に証券)」「サービス」などは、定着率が非常に低くなっています。
また、「不動産」や「建設」は年収こそ高いものの、定着率、有給取得率ともに低めです。仕事の内容的に休みがとりにくい業界は、「ブラック」のイメージが浸透しているといえるでしょう。

しかし、ホワイトかブラックかは簡単には判断できないことを忘れてはいけません。ブラック業界の中にもホワイト企業が存在しますし、大手といわれるメーカーにもブラック企業は存在します。気になる企業があれば、OBやOGを訪問したり、大学の就職センターに問い合わせるなどして、詳しい情報を入手しましょう。

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メーカーのホワイト企業・業界 リスト

ホワイト企業が多いおすすめ業種

その他の業種 ・・・定着率・有給取得率ともに高い企業や、業界トップシェアを持つ企業に注目

化学メーカー

  • 化学メーカー【有給取得日数】12.9日【平均残業時間/月】13.9時間【3年後離職率】6.8%
 旭化成グループ
旭化成グループ・画像 【43歳平均年収】928万円
【3年後新卒定着率】94.6%
【平均残業時間(月あたり)】18.5時間
【有給取得日数平均】16.6日

【特徴】
1922年に創業した、大手総合化学メーカー。合成繊維から住宅、建材、医薬品まで幅広い事業を展開している。石油化学と高機能樹脂が大きな柱。学部卒は文系の採用数が多いが、修士卒は逆転し、理系の採用が圧倒的に多くなっている。男性の育休取得の前例が多く、ワークライフバランスも充実。

 三井化学
三井化学・画像 【42歳平均年収】1,038万円
【3年後新卒定着率】95.6%
【平均残業時間(月あたり)】21.4時間
【有給取得日数平均】15.7日

【特徴】
国内の総合化学メーカー第3位。機能性材料の開発に力を入れており、自動車部材用の高機能コンパウンド、リチウムイオン電池用電解液、メガネレンズ材料、食品包装用の高機能フィルムなどで収益を出している。女性社員の割合は少ないが離職率は低く、新卒の3年後定着率も高い。

 荒川化学工業
荒川化学工業・画像 【41歳平均年収】809万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】18.1時間
【有給取得日数平均】11.9日

【特徴】
製紙用薬品や、印刷インキ用樹脂に強い化学メーカー。アジア圏を中心とした海外展開を拡大しており、2017年の工場火災をきっかけに、工場の安全対策も充実させた。光硬化型樹脂やタッチパネル向け導電性材料、超淡色ロジンなど、ハイテク分野を育成中。本社は大阪。

※2019年4月現在

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輸送機器メーカー

  • 輸送機器メーカー【有給取得日数】12.8日【平均残業時間/月】22.6時間【3年後離職率】9.6%
 三井E&Sグループ
三井E&Sグループ・画像 【39歳平均年収】739万円
【3年後新卒定着率】89.9%
【平均残業時間(月あたり)】19.6時間
【有給取得日数平均】14.9日

【特徴】
造船重機の大手。製造している船舶用のディーゼルエンジンは、国内首位を誇る。傘下には、海洋資源開発で世界2強の三井海洋開発、昭和飛行機工業があり、経営も安定。2018年4月には新体制へ移行し、機械・システム事業や、エンジニアリング事業を切り出して、グループ会社化した。

 モリタホールディングス
モリタホールディングス・画像 【40歳平均年収】729万円
【3年後新卒定着率】92.3%
【平均残業時間(月あたり)】13.6時間
【有給取得日数平均】10.5日

【特徴】
1907年創業。消防車を製造しており、国内シェアの5割を占める。消火器や水を使わない自動消火設備など、防災設備も手掛けており、産業機械や環境車両でも力を入れている。また、2016年にはフィンランドの消防車メーカー大手を買収し、海外進出にもかなり前向き。

 日本車両製造
日本車両製造・画像 【41歳平均年収】615万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】17.1時間
【有給取得日数平均】8.9日

【特徴】
2008年にJR東海の傘下入りをした大手鉄道車両メーカー。新幹線からJR在来線、地下鉄、通勤列車など幅広い鉄道車両を製造している。中国や台湾など、海外への車両輸出の実績が多く、信頼も厚い。募集している職種は、主に事務系総合職と技術系総合職、技能職の3つに分かれる。

※2019年4月現在

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石油・石炭製品・ゴム製品・ガラス・土木製品

  • 石油・石炭製品業界【有給取得日数】15.3日【平均残業時間/月】14.3時間【3年後離職率】4.2%
  • ゴム製品業界(自動車部品)【有給取得日数】14.5日【平均残業時間/月】20.6時間【平均残業時間/月】8.5%
  • ガラス・土石業界【有給取得日数】11.8日【平均残業時間/月】16.8時間【平均残業時間/月】12.3%

石油・石炭製品業界は、年収・定着率・有給取得率すべてがトップクラス。海外での活躍が期待できる点も魅力だろう。ガラス・土木製品業界は、有給取得率が高い。ゴム製品業界は全体的に低めの数字となっている。

 昭和シェル石油
昭和シェル石油・画像 【45歳平均年収】932万円
【3年後新卒定着率】95%
【平均残業時間(月あたり)】12時間
【有給取得日数平均】14日

【特徴】
大手石油メーカー。3年後定着率95%、平均年収は900万円を超える。
2019年4月からは完全子会社し、「出光昭和シェル」に。国内シェア3割を占める、業界2位になる。石油事業のほか、太陽電池や電力事業も展開。文系・理系の区別なく、全学部・全学科を募集している。

 国際石油開発帝石
国際石油開発帝石・画像 【40歳平均年収】923万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】18.2時間
【有給取得日数平均】15.0日

【特徴】
略称INPEX。世界中の案件に多額出資しており、活躍の場は幅広い。
オーストラリアの液化天然ガス開発計画が最も注力しているプロジェクトとなっており、2018年7月から生産を開始。長期ビジョンで原油から石油ガスにシフトする考えを表明している。文系・理系ともに応募可能。

 ブリヂストン
ブリヂストン・画像 【45歳平均年収】865万円
【3年後新卒定着率】90.6%
【平均残業時間(月あたり)】13.9時間
【有給取得日数平均】17.3日

【特徴】
タイヤで有名な大手ゴムメーカー。世界トップのシェアを誇る。フレックスタイム制や住宅補助、従業員向けの保育所を導入しており、働きやすい環境が整っている。
業務内容は、ゴムの原材料生産から小売りチェーン店まで、トータルで手掛ける。文系・理系ともに応募可能。

 横浜ゴム
横浜ゴム・画像 【40歳平均年収】740万円
【3年後新卒定着率】95.7%
【平均残業時間(月あたり)】15.2時間
【有給取得日数平均】11日

【特徴】
スポーツタイヤに強みを持つ、業界3位の企業。アメリカやアジア、ロシアに生産拠点を持ち、農機用タイヤにも進出している。
平均残業時間が少なく、女性の3年後定着率は100%と高い。文系・理系ともに応募可能。

 旭硝子(AGC)
旭硝子(AGC)・画像 【42歳平均年収】1,095万円
【3年後新卒定着率】97.9%
【平均残業時間(月あたり)】21.3時間
【有給取得日数平均】18.5日

【特徴】
業界最大手のガラスメーカー。ビル・自働車などのガラス事業のほか、電子部品や化学品事業も展開している。
平均年収は業界平均を大きく上回る1,000万円台で、3年後定着率は90%を超える。文系・理系ともに応募可能。

 太平洋セメント
太平洋セメント・画像 【42歳平均年収】753万円
【3年後新卒定着率】94.3%
【平均残業時間(月あたり)】16.4時間
【有給取得日数平均】12.7日

【特徴】
国内シェアの3割を占める、最大手。国外に多く生産拠点を持ち、国内では都市再開発やリニア関連のビジネスに注力している。
ボーナスは約5ヵ月分。定着率、残業時間どちらも高い評価を得ており、働きやすい企業と言える。文系・理系ともに応募可能。

※2019年3月現在

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医薬品メーカー

  • 医薬品メーカー【有給取得日数】11.7日【平均残業時間/月】10.5時間【3年後離職率】8.1%
 小林製薬
小林製薬・画像 【40歳平均年収】832万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】10.4時間
【有給取得日数平均】11.2日

【特徴】
医薬品に加えて、トイレタリーやエチケット用品も開発。全社員から新製品のアイディアを募集する提案制度があり、誰でも参加することができる。通信販売にも力を入れており、募集する職種はマーケティング、研究開発、技術開発、営業など様々。文系・理系ともに募集している。

 協和発酵キリン
協和発酵キリン・画像 【43歳平均年収】836万円
【3年後新卒定着率】94.8%
【平均残業時間(月あたり)】8.9時間
【有給取得日数平均】13.8日

【特徴】
貧血やアレルギーの薬が主力。国内バイオ医薬の草分け的存在であり、他社よりも一足早く、発酵技術を利用した抗体医薬の開発を始めた。キリンホールディングスの傘下であり、2019年7月には社名が「協和キリン」になる予定。応募は文系・理系ともに可能。

 エーザイ
エーザイ・画像 【45歳平均年収】1,045万円
【3年後新卒定着率】93%
【平均残業時間(月あたり)】9.7時間
【有給取得日数平均】12.1日

【特徴】
国内大手の製薬会社。認知症薬「アリセプト」で一躍有名になり、アメリカの医薬品メーカー「バイオジェン」との提携が開始した。また、抗がん剤の開発・販売においては同じくアメリカの製薬会社「メルク」と戦略提携しており、重点的に力を入れている。全社員に、就業時間の1%を患者と過ごすことを推奨する「hhc活動」を展開。

※2019年4月現在

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鉄鋼・金属

  • 鉄鋼メーカー【有給取得日数】12.2日【平均残業時間/月】21.8時間【3年後離職率】12.0%
  • 金属メーカー【有給取得日数】10.2日【平均残業時間/月】20.6時間【3年後離職率】8.1%
 YKK
YKK・画像 【40歳平均年収】763万円
【3年後新卒定着率】93.7%
【平均残業時間(月あたり)】13.8時間
【有給取得日数平均】15.6日

【特徴】
服やカバンなどに利用するファスナーと、子会社のYKK APが取り扱うアルミ建材が主な柱。ファスナーは国内・世界ともにシェア1位を獲得しており、71の国と地域で事業を展開している。中国をはじめとしたアジアにも多く拠点を持ち、海外赴任も可能。技術系、事務系の職種を募集。

 淀川製鋼所
淀川製鋼所・画像 【39歳平均年収】673万円
【3年後新卒定着率】93.9%
【平均残業時間(月あたり)】8時間
【有給取得日数平均】8日

【特徴】
1935年創業の圧延メーカー。自社で調達した鋼材に、亜鉛メッキや塗装などの表面処理を施し、販売している。カラー銅板は業界トップクラスのシェアを誇り、家電や住宅設備機器向けのものを多く取り扱う。好財務体質であり、優良なホワイト企業として名高い。

 山陽特殊製鋼
山陽特殊製鋼・画像 【42歳平均年収】741万円
【3年後新卒定着率】90%
【平均残業時間(月あたり)】16.7時間
【有給取得日数平均】13.3日

【特徴】
自動車や産業機器用の軸受け鋼に強みを持ち、国内首位のシェアを誇る。鋼の純度を高めるために独自で開発した、SNRP製鋼法が特徴となっており、主に姫路にある本社工場で製造している。社員の男女比は男性400人に対し女性100人と、鉄鋼メーカーのなかでは女性が多め。

※2019年4月現在

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ノンメーカーのホワイト企業・業界 リスト

ホワイト企業が多いおすすめ業種

  • 電気・ガス・・・定着率・有給取得率ともにトップクラス。とくに電気会社のほうが水準は高い
  • 情報・通信・・・年収が高く、定着率・有給取得率も高水準。とくに大手は採用人数も多いためおすすめ
  • 物流(海運・陸運)・・・大手の海運は定着率が非常に高い。大手の陸運は有給取得率が高い。空運は定着率が非公開のため注意が必要

その他の業種 ・・・有給取得率はおすすめ業種よりも低くなるが、定着率は高い企業も多い

ブラックと呼ばれる業種 ・・・定着率が非常に低く、一般的に「ブラック」と呼ばれている企業が多い

  • 金融
  • 小売
  • サービス

物流(海運・陸運)

  • 海運・空運業界【有給取得日数】10.9日【平均残業時間/月】23時間【3年後離職率】1.6%
  • 倉庫・運輸業界【有給取得日数】8.3日【平均残業時間/月】28.9時間【3年後離職率】14.4%

物流業界では、定着率が非常に高い海運業界がおすすめ。ただし、海上職は休日や休暇が不安定であることは頭に入れておこう。陸運業界は、定着率こそ低めだが、有給取得率は高め。空運業界に関しては定着率が未回答となっており、離職率が高い可能性があるため、大手の航空会社であっても、OG・OBなどからの念入りな調査が必要だろう。

 京王電鉄
京王電鉄・画像 【40歳平均年収】718万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】非公開
【有給取得日数平均】非公開

【特徴】
京王グループの中核企業で、大手私鉄の一つ。鉄道事業のほか、流通やレジャー・サービス業などを展開している。 残業時間、有給取得日数は非公開だが、定着率は100%と高くなっている。文系・理系ともに応募可能。

 日本航空(JAL)
日本航空(JAL)・画像 【40歳平均年収】867万円
【3年後新卒定着率】99.2%
【平均残業時間(月あたり)】7.9時間
【有給取得日数平均】17.9日

【特徴】
国内線・国際線ともに、ANAに次ぐ業界2位。2020年には、国際線中長距離を運航するLCCに進出する予定。有給取得日数、平均年収ともに高水準となっており、離職率も低い。文系・理系ともに応募可能。

 日本郵船
日本郵船・画像 【40歳平均年収】966万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】31.9時間
【有給取得日数平均】17日(※夏季休暇含む)

【特徴】
3大海運会社のひとつ。月あたりの残業時間は多めだが、定着率は100%を誇る。また、育児休暇は男性の取得実績が多く、2019年度には16名の男性が育児休暇を取得している。 陸上事務職、陸上技術職、海上職を募集中。入社後に海技士ライセンスを取得する海上職の自社養成コースには、一般大学からでも応募できる。

※2019年3月現在

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不動産

  • 不動産業界【有給取得日数】11.8日【平均残業時間/月】24.0時間【3年後離職率】97.2%
 三菱地所
三菱地所・画像 【41歳平均年収】1,229万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】25時間
【有給取得日数平均】12日

【特徴】
三菱グループの一角。三井不動産と並び、総合不動産で業界トップを誇る。東京の丸の内や大手町を中心に、多数のビルを所有しており、再開発を推進している。商業施設の「アクアシティお台場」「プレミアムアウトレット」などもグループで手がけており、マンション分譲事業も行う。

 住友不動産
住友不動産・画像 【43歳平均年収】1,222万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】26.5時間
【有給取得日数平均】9.9日

【特徴】
オフィルビルを都心に220棟以上運営しており、高収益体質を実現。また、分譲マンションの国内供給戸数は4年連続1位を獲得。平均勤続年数は、男女ともに約10年と比較的長いのが特徴の1つとなっている。

 ヒューリック
ヒューリック・画像 【40歳平均年収】1,530万円
【3年後新卒定着率】100%
【平均残業時間(月あたり)】36.8時間
【有給取得日数平均】15.7日

【特徴】
みずほ銀行系列の大手不動産会社。東京を中心にオフィスビルの賃貸事業を展開しており、業績は昇り調子。また、東京23区の駅近物件や、中規模ビル、商業ビル、ホテルなどの事業も行っている。待遇は業界内でも最高水準と、ホワイト企業として名高い。

※2019年5月現在

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建設

  • 建設業界【有給取得日数】9.4日【平均残業時間/月】29.1時間【3年後離職率】87.6%
 大成建設
大成建設・画像 【43歳平均年収】1,036万円
【3年後新卒定着率】95.7%
【平均残業時間(月あたり)】41.7時間
【有給取得日数平均】10.5日

【特徴】
スーパーゼネコン大手の1社。大型土木からビル建築まで、幅広く事業を展開している。ボスポラス海峡横断トンネルやリニア新幹線トンネルなどを手掛け、難易度の高いトンネル技術に海外からも注目を集める。

 フジタ
フジタ・画像 【42歳平均年収】881万円
【3年後新卒定着率】88%
【平均残業時間(月あたり)】34.1時間
【有給取得日数平均】13.4日

【特徴】
2013年に大和ハウスの完全子会社になった、ゼネコンの準大手。民間建設を中心に行っており、設計段階からの提案恵慶に強みを持つ。また、区画整理や都市の再開発事業にも力を入れる。中国、メキシコなどの海外展開は日系トップクラス。

 新日鉄住金エンジニアリング
新日鉄住金エンジニアリング・画像 【43歳平均年収】985万円
【3年後新卒定着率】86%
【平均残業時間(月あたり)】13.3時間
【有給取得日数平均】14日

【特徴】
製鉄プラント、環境、エネルギー、海洋鋼構造、建築・鋼構造、パイプラインの6分野に別れて事業を展開している。欧米や中国、インドなどにも拠点があり、海外展開にも前向き。

※2019年5月現在

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