ホワイト企業を探そう

おすすめのホワイト業界&ホワイト企業リスト

劣悪な労働環境を強いられる「ブラック企業」――。 「ホワイト企業」とは、その反対語として生まれた"社員が安心して長く働ける環境を整えている会社"を指します。
この特集では、ホワイト企業の特徴や、ホワイト企業の見つけ方、また業界別の注目のホワイト企業をご紹介。本特集を参考に、あなたにぴったりのホワイト企業を見つけてください。

ホワイト企業とは?

ホワイト企業とは、「社員を大切にしている会社」を表します。 法律に則った労働時間や残業代の支給はもちろん、会社独自の手厚い福利厚生や充実した研修・教育制度が整っている点が特徴です。
また、女性にとっては、産前産後休暇や育児休暇が取得しやすく、復帰後に時短勤務となってもやりがいを持って仕事ができるという点も、「ホワイト企業かどうか」の重要なポイントでしょう。

ただし、「ホワイト企業かどうか」は、選ぶ側の価値観や考え方にも大きく左右されます。一般的に「ブラック企業」と呼ばれる企業であっても仕事を楽しんでいる人はたくさんいますし、反対に、「ホワイト企業」と呼ばれる企業で、ルーチンワークや人間関係に疲れてしまう人もいます。
ホワイト企業への就職を希望する場合であっても、就活の基本は変わりません。企業研究や業界研究をしっかりと行い、自分のやりたいことや目指すキャリアと一致しているかどうかを見極めながら、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。

ホワイト企業の特徴

平均年収が高く、安定している
ホワイト企業は給与が高く、将来的にも安定している。一般的には大企業に多いが、世間的に知名度が低くても業界内では有名な企業や、世界トップのシェアを誇る企業も数多く存在する。そのような企業は「隠れホワイト企業」と呼ばれる。
離職率が低い(勤続年数が男女ともに長い)
ホワイト企業は新卒3年以内の離職率が低く、定着率が高い(目安は定着率90%以上)。勤続年数に関しては長さに注目すると同時に、男女の勤続年数の差をチェック。男性の勤続年数は長いが女性の勤続年数が短い場合は、その企業の女性の働きやすさは低いと考えられる。
福利厚生が充実している
福利厚生とは、雇用主が労働者やその家族の健康と生活の充実のために支給する給与以外の報酬。健康保険、厚生年金など法律で実施を定められている「法定福利」と、住宅補助や社員食堂、社員旅行など企業が独自に実施している「法定外福利」がある。ホワイト企業では、法定福利はもちろんのこと、祝い金や社員優待など、会社独自の法定外福利が充実している。
法律の準拠した労働時間
ホワイト企業は労働時間が短い。「終電までには必ず帰ることができる」「残業が月に45時間以内である」などが目安。健康的な生活を送り、プライベートを充実させることができるかがポイント。
残業代が支給される
ホワイト企業では、残業した場合、きちんと残業代が支給される。当然の権利だが、「ブラック企業」では残業時間をカウントせず、残業代を支払わないことが問題となっている。
休日・休暇がしっかり取得できる
ホワイト企業では、週休2日のほか、産前産後休暇、育児休暇、有給休暇、介護休暇など法律で定められている休暇が取得できる。年間休日が120日以上あることや、有給取得率の高さが目安。女性にとっては育児休暇や産前産後休暇の取得率も重要なポイントになる。その他、会社独自のリフレッシュ休暇や休暇手当て、慶弔休暇を付与するホワイト企業も増えている。
研修・教育制度が整っている
ホワイト企業では、新卒の研修や教育制度はもちろん、働き始めてからもスキルアップ制度や資格支援制度が整っている。

ブラック企業とは?

ブラック企業とは、過重労働・違法労働により、労働者を精神的・肉体的に酷使する会社です。具体的には、度を超えた長時間労働やサービス残業、無理なノルマ、パワハラやセクハラなどが挙げられます。ブラック企業の労働者が過労死したり、自殺するといったケースが増加し、近年問題となっています。

ブラック企業かどうかを見極めるには、離職率や実働労働時間、残業の有無などを確かめることが大切です
しかし、ブラック企業の多くは、自社に不利になる高い離職率や残業時間を公表していない場合もあります。
入社後に後悔しないためにも、ブラック企業の疑いがある会社については、早めに「OBやOGから直接話を聞く」「友人同士で情報交換をする」などして、その企業の社風や実際の業務内容、働き方などをチェックしましょう。

ブラック企業の特徴
長時間労働で、低賃金
サービス残業
日常的な休日返上が多く、長期休暇もとれない
離職率が高く、勤続年数が低い
恐怖感や不安感をあおる指導を行う
パワーハラスメント、セクシャルハラスメントが横行

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ホワイト企業の見つけ方

四季報や公式サイトの企業情報から見つける

四季報や公式サイトでは「平均年収」「福利厚生」「社員の定着率(新卒離職率&平均勤続年数)」「有給取得率」を確認すると良いでしょう。まだ志望する業界や企業を絞っていない段階でも、四季報ではこの4つを軸に、業界・職種を問わず「ホワイト企業」を探すことができます。
すでに気になる業界や企業を絞っている場合は、「その業界・企業がホワイトかどうか」を同じく4つの軸でチェックしてみましょう

福利厚生の内容
「法定福利」(雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・介護保険など)は必ずチェック。
「法定外福利」(社宅、住宅手当、育児支援、社員食堂、社員優待など)の充実度も確かめよう。
実労働時間&残業時間
実際に働く時間や月の残業時間をチェック。
採用サイトの社員の1日のスケジュールや、説明会の際にOB・OGに質問して把握しよう。
離職率&平均勤続年数
新卒3年以内の離職率や平均勤続年数をチェック。男女の差にも注目すること。
有給休暇取得率
有給休暇の取得率をチェック。女性は育児休暇や時短勤務を利用している社員がいるかも確認を。
女性管理職の割合
女性は、女性管理職の割合を調べることで、女性の働きやすさ、キャリアアップの可能性を見極めることができる。

OB・OGから見つける

すでに社会に出て働いている先輩たちは、自分の会社はもちろん、友人の会社についても「ブラックか」「ホワイトか」という情報を持っています。「大企業だけどブラックだった」「ブラックといわれる業界だが、ホワイトだった」など、実際に働いてみないと分からない企業の裏側を聞くことができるでしょう。

OB・OG訪問する相手が見つかる

 ビズリーチ・キャンパス オススメ!
ビズリーチ・キャンパス・画像 大学の卒業生であるOB・OGと直接話をすることができるコミュニケーションサービス。現在は早稲田大学、東京工業大学などをはじめ全国12大学の学生にサービスを提供。OB・OG訪問をしたいけどつてがない…という人は、このサービスで社会人の先輩を探して本音を聞いてみてはいかがでしょう。
12大学の内訳: 早大 慶大 阪大 東大 京大 東工大 一橋大 名大 名工大 九大 九工大 理科大

大学の就職センターから見つける

大学の就職センターは、膨大な就職情報や企業情報を所持しています。過去の就職実績から「隠れホワイト企業」の情報を持っている可能性もあるでしょう。また、企業にとっては公表したくないような情報なども、就職センターであればそのことを学生に伏せる心配はほぼありません。

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業界別・注目のホワイト企業

平均年収 定着率の高さ 労働環境のよさ(年間休日や福利厚生) 休暇取得率 を総合的に判断して、おすすめのホワイト企業をご紹介します。

「ホワイト企業に就職したい」ならおすすめはメーカー

ホワイト企業が多いとされる業種は、土日が休みになるメーカーです
とくに化学メーカー、輸送用機器メーカー、石油・石炭製品メーカー、ガラス製品メーカーは、定着率・有給取得率とも高くなっています。

ノンメーカーでは、「電気・ガス」と「情報・通信」がおすすめ

ノンメーカーの中では、「電気・ガス」は離職率が低く、有給取得率の高い企業が多く揃っています。Uターン就職者にも人気のある業界です。また、「情報・通信」も、比較的定着率や有給取得率の高い企業が多く、ホワイト業界と呼べるでしょう。 ノンメーカーの中でも「小売」「金融(特に証券)」「サービス」などは、定着率が非常に低くなっています。
また、「不動産」や「建設」は年収こそ高いものの、定着率、有給取得率ともに低めです。仕事の内容的に休みがとりにくい業界は、「ブラック」のイメージが浸透しているといえるでしょう。

しかし、ホワイトかブラックかは簡単には判断できないことを忘れてはいけません。ブラック業界の中にもホワイト企業が存在しますし、大手といわれるメーカーにもブラック企業は存在します。気になる企業があれば、OBやOGを訪問したり、大学の就職センターに問い合わせるなどして、詳しい情報を入手しましょう。

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メーカーのホワイト企業・業界 リスト

ホワイト企業が多いおすすめ業種

その他の業種 ・・・定着率・有給取得率ともに高い企業や、業界トップシェアを持つ企業に注目

  • 精密機器
  • 鉄鋼・非鉄金属・金属
  • 繊維・パルプ・紙
  • その他製品

石油・石炭製品・ゴム製品・ガラス・土木製品

  • 石油・石炭製品業界【平均年収】770.8万円【定着率】96.2%【有給取得率】74.1%
  • ゴム製品業界【平均年収】553.5万円【定着率】88.6%【有給取得率】51.4%
  • ガラス・土木製品業界【平均年収】547.9万円【定着率】88.3%【有給取得率】67.8%

石油・石炭製品業界は、年収・定着率・有給取得率すべてがトップクラス。海外での活躍が期待できる点も魅力だろう。ガラス・土木製品業界は、有給取得率が高い。ゴム製品業界は全体的に低めの数字となっている。

昭和シェル石油  http://www.showa-shell.co.jp/
業外第5位の大手石油メーカー。定着率100%、有給取得率は70%を超える。
石油事業のほか、太陽電池や電力事業も展開。文系・理系の区別なく、全学部・全学科を募集している。
  • 40歳平均年収:870.2万円
  • 定着率:100%
  • 年間休日不明(完全週休2日制)
  • 有給取得率:71.3%
ブリジストン  http://www.bridgestone.co.jp/
タイヤで有名な大手ゴムメーカー。世界トップのシェアを誇る。有給取得率は50%台と低めだが、定着率は高い。
時短勤務制度を小学校6年生まで利用できるなど、育児支援も充実している。文系・理系ともに応募可能。
  • 40歳平均年収:634.1万円
  • 定着率:94.4%
  • 年間休日:120日
  • 有給取得率:58.3%
旭硝子  http://www.agc.com/
業界最大手のガラスメーカー。ビル・自働車などのガラス事業のほか、電子部品や化学品事業も展開している。
年収は業界平均を大きく上回る800万円台で、有給取得率は90%を超える。文系・理系ともに応募可能。
  • 40歳平均年収:810.0万円
  • 定着率:95.4%
  • 年間休日:123日
  • 有給取得率:91.4%

※2014年2月現在

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ノンメーカーのホワイト企業・業界 リスト

ホワイト企業が多いおすすめ業種

  • 電気・ガス・・・定着率・有給取得率ともにトップクラス。とくに電気会社のほうが水準は高い
  • 情報・通信・・・年収が高く、定着率・有給取得率も高水準。とくに大手は採用人数も多いためおすすめ
  • 物流(海運・陸運)・・・大手の海運は定着率が非常に高い。大手の陸運は有給取得率が高い。空運は定着率が非公開のため注意が必要

その他の業種 ・・・有給取得率はおすすめ業種よりも低くなるが、定着率は高い企業も多い

  • 不動産
  • 卸売(商社)

ブラックと呼ばれる業種 ・・・定着率が非常に低く、一般的に「ブラック」と呼ばれている企業が多い

  • 金融
  • 小売
  • サービス

物流(海運・陸運)

  • 海運業界【平均年収】793.2万円【定着率】97.6%【有給取得率】40.6%
  • 陸運業界【平均年収】553.0万円【定着率】87.9%【有給取得率】58.6%】
  • 空運業界【平均年収】651.5万円【定着率】未回答【有給取得率】73.0%】
  • 倉庫・運輸業界【平均年収】599.4万円【定着率】84.2%【有給取得率】32.6%

物流業界では、定着率が非常に高い陸運業界がおすすめ。ただし、海上職は休日や休暇が不安定であることは頭に入れておこう。陸運業界は、定着率こそ低めだが、有給取得率は高め。空運業界に関しては定着率が未回答となっており、離職率が高い可能性があるため、大手の航空会社であっても、OG・OBなどからの念入りな調査が必要だろう。

京王電鉄  http://www.keio.co.jp/
京王グループの中核企業で、大手私鉄の一つ。鉄道事業のほか、流通やレジャー・サービス業などを展開している。 定着率は80%少し低めだが、有給取得率は80%を超えている。文系・理系ともに応募可能。
  • 40歳平均年収:743.9万円
  • 定着率:94.7%
  • 年間休日:不明(完全週休2日制)
  • 有給取得率:80.8%
日本郵船  http://www.nyk.com/
3大海運会社のひとつ。有給取得率は低めだが、定着率は100%を誇る。また、育児休暇取得率も100%で、ダイバーシティを推進している。 陸上事務職、陸上技術職、海上職を募集中。入社後に海技士ライセンスを取得する海上職の自社養成コースには、一般大学からでも応募できる。
  • 40歳平均年収:1,068.6万円
  • 定着率:100%
  • 年間休日:職種により異なる
  • 有給取得率:52.1%

※2014年2月現在